Q:店舗とイベント用、1台のビールサーバーで兼用できますか?

Q:店舗とイベント用、1台のビールサーバーで兼用できますか?【業務用クラフトビールサーバー製作】

クラフトビール店舗の開業時によくある「移動式サーバーをイベントと使いまわすことは可能?」という疑問に回答。台下冷蔵庫のサイズ制約や運用のリスクなど、プロが兼用を推奨しない理由と現実的な解決策を解説します。

Swing-byのイベント用移動式クラフトビールサーバー

「これから自分のお店を持ちたい」「イベント出店も積極的に行いたい」

そんな熱い想いをお持ちのオーナー様から、オーダーメイドサーバーの製作を手掛ける『Swing-By』によくいただくご相談があります。

 

それは「お店で使うビールサーバーを、そのままイベントにも持ち出せませんか?」というもの。

 

初期費用を抑えたい、機動力を持ちたいというお気持ちは痛いほど分かりますが、プロとして、私たちはあえて「兼用はおすすめしない」とお伝えしています。

一見便利そうな「兼用スタイル」ですが、実は毎日の営業に大きな負担をかける可能性があるのです。

 

なぜ兼用が難しいのか?失敗しないための最適な導入方法とは?

数多くのサーバー製作を手掛けてきた視点から、現場のリアルな事情を交えて解説します。

FAQ

「店舗での営業」と「イベントなどの屋外出店」、1台のビールサーバーで兼用することは可能ですか?

これからお店を作られるお客様より、「普段は店内で使い、イベント時は外に持ち出せるサーバーを作りたい」というご相談をよくいただきます。コストを抑え、機動力を持ちたいというお気持ちは十分に理解できます。

 

しかし、プロの視点から申し上げますと、「店舗での安定稼働(品質)」と「イベントでの可搬性(移動)」は、物理的な条件が相反するため、1台で両立させようとすると「どちらも使いにくい中途半端なスペック」になりがちです。

 

主な理由は以下の2点です。

 

 

理由1. 冷却方式と手間の問題

イベント用の簡易サーバーでよく使われる「氷冷式(氷で冷やすタイプ)」は、電源不要で移動に便利ですが、これを毎日の店舗営業で使うのは現実的ではありません。

     

  • 大量の氷のコストと確保の手間
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  • 溶けた水の排水処理
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  • 温度管理の不安定さ
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これらが日々のスタッフ様の大きな負担となり、ビールの品質維持も難しくなります。

 

 

理由2. 「樽のサイズ」と「冷蔵庫のサイズ」の矛盾

移動式にする場合、キャスター付きの「台下冷蔵庫」にサーバーを組み込む形が一般的です。

 

しかし、移動に適したコンパクトな冷蔵庫(幅1200mmクラスなど)は庫内が狭く、ご希望される20L樽などの大型樽が入らない、あるいは入っても本数が極端に少なくなるという物理的な制約があります。
逆に、20L樽が余裕で入る大型冷蔵庫を選べば、今度は重すぎて簡単には持ち運べなくなります。

 

 

 

プロからのご提案:それぞれの「現場」に最適化する

 

無理に1台にまとめず、目的を切り分けることが結果としてコストパフォーマンスと満足度を高めます。

 

案①:完全に用途を分ける

まずは店舗用の品質・安定性を最優先した設備(空冷・瞬冷式等)を導入し、イベント用は別途、搬入・搬出に特化した簡易な機材を用意する。これが最もトラブルが少ない運用です。

 

 

案②:デザインだけ統一する(モジュール化)

「お店の看板としてのサーバーの見た目」は統一したい場合、タップタワー(注ぎ口部分)のデザインを共通化しつつ、冷却ユニット部分は「店舗用(冷蔵庫)」と「イベント用(持ち出しユニット)」で切り離して運用する方法もあります。

 

 

「なんとなく両方できたらいいな」というご希望を、そのまま無理に形にしてしまうと、結局どちらのシーンでも使いづらく、スタッフ様の負担だけが増えてしまう恐れがあります。

 

大切なのは、お客様が「どのくらいの頻度でイベントに出るか」「お店の毎日のオペレーションをどう守るか」という優先順位の整理です。

 

Swing-Byでは、単に機材を製作するだけでなく、こうした運用の交通整理からお手伝いさせていただきます。

「予算内でベストな方法は?」「こんな使い方はできる?」など、まずは頭の中にある構想をそのまま私たちに投げかけてください。

 

Swing-byのゴールド&流木ハンドルのクラフトビールサーバー
Swing-Byでは、お客様の出店計画や樽の取り扱い予定(サイズ・種類)に合わせて、最適なサーバーの設計図をご提案いたします。
業界未経験の方や、これから出店する予定の方でも構いませんので、まずは理想の使い勝手をお聞かせください。

 


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